※以下の情報は2023年3月28日時点での情報です。
ラパン、いいですよね。
スズキの大人気車種であり、特に女性の方が車の購入を検討する際には必ずと言っていいほど候補に挙がる車です。
今回はそんなラパンのどんなところが良いのか、グレード毎にどんな違いがあるのかを深掘りしていきます。
デザイン
まず最初に強調しておきたいのは、
ラパンの最大の魅力はデザイン性の高さだということです。
あちこちにウサギのデザインが配された四角いボディと丸い目のオシャレな見た目は、他の車にはない独自性を持っており、”かわいい車”の代名詞になっています。
ラパンよりも様々な性能が高い車は他にたくさんありますが、ラパンに乗っている方は性能よりもラパンのかわいらしい見た目・デザインを重視して選ばれる方が多いです。
使いやすさ
運転席周りに関して言うと、こちらも正に機能美と言えるような使いやすいものになっています。
運転席のドリンクホルダーは四角くなっていて紙パックの飲み物も入れられたり、ダッシュボード側にティッシュBOXを入れられる引き出しがあり、その上がテーブル調になっているなど、使い勝手とデザインを両立した部分がたくさんあります。
キーフリーシステムや電源を取るためのUSBソケットなど、他の車種では上位グレードにしかないものが全グレード標準装備になったりもしており、使いやすさも他と比べて大きく劣るものではありません。
安全性
安全装備に関しても、最新のスズキセーフティサポートが標準装備になっているのでご安心ください。前方はフロントガラスについたカメラで何かあった際の警告とブレーキの補助を行い、リヤにもセンサーが付いているため、バックをしている際にぶつかりそうになった場合も警告音が鳴り教えてくれます。
今でこそ予防安全装備が標準装備なのは珍しくなくなりましたが、ラパンは特にそれが早かったように思います。それはやはり、メインのターゲットが若い女性で、運転が苦手な方が多いからこその配慮だったのでしょう。
価格帯
車両本体価格はグレード、駆動にもよりますが、おおよそ125万〜160万円ほどです。正直、同サイズの軽自動車の中で比較すると高めの価格設定になっています。
※2023年3月28日時点でのメーカー希望小売価格です。
ラパンは正式名称がアルトラパンという通り、アルトという車の派生車種です。そちらのアルトの方には100万を切るグレードもあると言えば価格帯はイメージがつくでしょうか。
ただ何度も申している通りラパンは「何でもいいから足車が欲しい」という方に向けた車ではありません。「ラパンに乗りたい!」というこだわりのある方に向けた車であるため、価格のハードルは大した問題ではないでしょう。実際そのこだわりに応えてくれる車ですし、それを踏まえれば決して割高なわけではありません。
ここまで読んでウンウンと頷いてくれた方、ぜひラパンを検討しませんか。
候補に入れてもらえるなら、次に考えるべきことはひとつ、どのラパンにしようかということですね。みなさんの中には「こんなラパンに乗りたい!」というイメージがあると思いますが、グレード毎の違いを少しだけ触れておきます。
グレードG
まずはベースグレードのGです。
このグレードでもスズキセーフティサポートやキーフリーシステムなどの便利な装備は多く標準で付いてくるため、基本的にはこのグレードでも不自由することはありません。
ラパンであればいい、という方はこのグレードで十分ご満足いただけるはずです。
グレード L
装備として追加されるのはオートエアコンとLEDヘッドライトが大きい箇所でしょうか。
細かいところではLグレードから2WDにもリヤワイパー&ウォッシャーが装備され、
運転席助手席バニティミラーやUV&IRカットフロントドアガラスなど、地味に嬉しいものも追加されます。
特にLEDに関しては丸目のヘッドライトのデザインが大きく変わるため、性能面だけでなく、フェイスデザインのディテールアップの側面も強くあります。ぱっと見の顔の印象が大きく異なるため、「こっちの方がかわいい!」となればグレードアップをオススメします。
グレードX
そして最上位グレードのXですが、実用面の装備は前述のLと大きくは変わりません。スピーカーが増えたりする程度でしょうか。
ですが、多くの方にはこのXをオススメすることになると思います。それはやはりデザイン面での要因が大きいです。
まず、ルーフがベージュになる2トーンカラーの設定はこのXにしかありません。ラパンに乗りたい人は「この色のラパンがいい!」という憧れをお持ちの方が多いのではないでしょうか。理想のカラーイメージが2トーンルーフの場合は、迷わずこのグレードにしましょう。
外装面で言えば設定色に加え、グリルのデザインが変わり、ドアハンドルがメッキになり、アルミホイールになったりもします。
内装に関してもシートの色を選べたり、インパネがウッド調のナチュラルインパネになったり、ハンドルが本革巻きになったりと良いことづくめです。収納付きのアームレストが付くのも嬉しいですね。最上位グレードだけあり、他とは一線を画した仕様になっています。
ここで、最近出たラパンLCにも触れておきましょう。
以前スズキで生産していたフロンテという車のデザインをベースに、よりレトロ色の強いモデルとしてロールアウトされました。性能面の違いはありませんので、お好きな見た目の方を選んでいただければOKです。
ちなみにこのラパンLCは当社ですと男性の方にもファンが多いです。
2WDと4WDの違い
それぞれのグレードに2WDと4WDの設定がございます。
冬道に不安がある場合は、4WDも選択肢に入るでしょう。
4WDの場合は全グレードで運転席、助手席のシートヒーター、後席に暖かい風を送るためのリヤヒーターダクトが標準装備でついてきます。
冬場にシートが冷たくて辛い思いをしたことはありませんか?ラパンはそんな悩みを解決してくれます。
シートヒーターはエアコンよりも温まる時間が早く、冷え対策にはとても嬉しい機能です。運転席だけでなく、助手席にも付いているのでお友だちや家族など一緒に乗った方も快適にドライブを楽しんでいただけますよ。女性目線で作られたありがたい機能ですね!
いかがだったでしょうか?
先ほど少し触れましたが、ラパンはそのデザイン性の高さを武器に、多くのライバル車種を返り討ちにし、20年以上の長きに渡り独自のポジションを確立し続けている本当にすごいクルマなんです。
ラパンもいいけど、かわいい見た目だけでしょ?という方もいらっしゃるでしょうが、まあまあお気になさらず。
最近のクルマは装備面、性能面はほぼ差別化できないくらいレベルが高くなっているため、デザインの差別化は非常に重要です。
毎日乗るクルマがかわいくて、オシャレで、ウキウキした気持ちで運転できることがどれだけ素晴らしいことか。
そんなあなたにラパンのご説明ができることをスタッフ一同楽しみにしております。
ここまでお読みいただき、大変ありがとうございました。