時代は変わってきている⁉
2022年の自動車販売台数が約420万台に対し約165万台が軽自動車となっており。
何と!全体の約40%が軽自動車になっています。
ちなみに2020年は約35%だったので2年で5%増です。
ある程度成熟している産業でこの伸び率はすごい事です。
そんな販売台数が伸びており、「軽自動車はちょっと、、、」というイメージから、「軽自動車が良い」に変わってきている現代。
今は各社が力を入れて様々なボディタイプが作られています。
乗りやすさ的にもランニングコスト等の経済的にも特に子育て世代のママさんには特に人気が出ております。
そこで今回は、子育て世代のママさんに使いやすいおすすめのモデルをいくつか紹介させていただきます。
まず、気になる事としてどんな事があるのか?
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①安全性
②広さ
③使いやすさ
④燃費
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普段お話しをさせて頂く中で殆どのママさんが口にする条件はこんな感じです。
そしてその中でお勧めのボディタイプは「スーパーハイトワゴン(スライドドア)」となります。
当社でも販売台数の約6割がスライドドアのお車です。
なぜスライドドアの車がお勧めなのか?また、なぜ売れているのかを見ていきましょう。
お子様が自分でドアを開ける位の年齢になってくると一番の恐怖が「隣の車へのドアパンチ」です。
当社の鈑金部門へも、このトラブルでの来店は多くありますが、スライドドアであれば一気に解消出来ます。
シートアレンジの豊富さもスライドのおすすめポイントの一つです。
チャイルドシートやベビーカー、普段のお買い物の荷物はもちろんなのですが後部座席を倒せば27インチの自転車も乗せられる広さを持っていますので、お子様が大きくなってチャイルドシートやベビーカーが必要無くなる年齢になっても自転車を乗せて公園に出かける事も簡単に出来ます。
室内高やリアシートのスライドの有無、スライド幅などは車種やグレードによっても違ってくるので実際に現車を見て確認してみて下さい。
その他にも搭載されている機能は車種によって異なるため、どのような装備があるかの確認をおすすめします。
今はスライドドアの軽自動車も、グレードによりますが電動のスライドドアを採用しています。
車種によって片側のみの車両もあれば両側電動スライドドアの車両もあります。
ボタンを押したり、軽くドアノブを引っ張るだけでドアの開閉ができるので、荷物を持っていて手が塞がっている時やお子様を車に乗せたいときに便利です。
両側電動スライドドアに関しては「スズキ スペーシア X」が標準装備になっています。他の車種は殆どが左側のみが自動スライドドアですが、新車オーダーのメーカーオプションで両側に出来るので欲しい方はスタッフにお申し付け下さい。
ポケットカーズでは新車も大変お得に購入頂けます。
その他に「ダイハツ タント」では車に近付いたら自動でスライドドアを開けてくれる「ウェルカムオープン機能」を搭載しており、車を降りる際に設定しておけば両手が塞がっていても荷物を下に置くことなく車内に積み込む事が出来ちゃいます。
こちらもメーカーオプションで新車時のオーダーになりますが「日産 ルークス」には「ハンズフリーオートスライドドア」というものがあり、サイドステップに足をかざすだけでスライドドアをオープンさせる事が出来ます。
ダイハツのウェルカムオープン機能と同じように手を使わずにスライドドアをオープン出来ます。
電動スライドだけでも違うように、車種によって付けられる機能も違うので、デザインやカラーの違いだけでなく機能の違いにも目を向けてクルマ選びをしていきましょう。
前置きがずいぶん長くなりましたがここから本題の「子育て世代のママさんにお勧めしたい車」を3車種紹介していきます。
①HONDA N-BOX
2022年自動車販売台数NO.1の車で2011年に発売後から2代目の現行まで、常に高い人気を持つ1台です。
LEDヘッドライト・バックカメラの標準装備とクルーズコントロール機能付きのHONDA SENSING(衝突軽減自動ブレーキ)やサイドカーテンエアバッグと安全性バツグンの車両です。
シートアレンジに関してもワンアクションでフラット使用に出来、さらには跳ね上げる事も出来るので140㎝の車内高をフルに使い背の高い物を積み込む際にテールゲートを開けずらい駐車場の場合には後部座席のスライドドアから載せる事も出来ちゃいます。
また、「EXグレード」では前席がセパレートになっており、助手席はスーパースライドシート仕様になっています。
スライド量が57㎝もあるので乗り降りが楽になる事の他にチャイルドシートに乗っているお子様のお世話をするのに重宝します。
②ダイハツ タント
タントは元祖、軽スーパーハイトワゴンの人気モデルです。
タントの最大の特徴と言えば「ミラクルオープンドア」です。
左側のピラー(真ん中の柱)を取ったデザインの為、スライドドアを開けると開放感バッチリ。
助手席の開口口が149㎝もあるのでお子様の乗り降りや車内での着替えの手助けなんかもラクラク出来ます。
安全性を気にされる声もたまに有りますが、ピラーはしっかりとスライドドアに組み込まれているので安全性能も全く問題ありません。
ちなみに2019年から発売されている現行モデルはLEDが標準装備になり、先で説明した通りウェルカムオープン機能を搭載したりと進化が止まりません。
「タッチ&ゴーロック機能」がありスライドドアが閉まっている最中にキーロックのボタンを押す事で、スライドドアが閉まった後にロックをかけてくれますので急いでいる時もすぐに車を離れられます。
シートアレンジはN-BOXとは逆の運転席がロングスライドシートになっており既出の通りの便利さがあり、さらにはシートバックテーブルやシートバックポケット、大容量のアームレストBOX収納等ついつい多くなりがちの車内の荷物をしっかりと収納してくれます。
③スズキ スペーシア
スペーシアは2017年のモデルチェンジでいち早く「ハイブリッド」を搭載した車です。
N-BOXの「NO1」やタントの「元祖」といった強いインパクトは有りませんが、ママさんには使い勝手の良い「痒い所に手が届く」車と言えます。
機能面でいうと「Xグレード」では両側電動スライドドアが標準装備であったり、後部座席にエアコンの風を送ってくれるスリムサーキュレーターがついています。
電動スライドドアは言わずもがな、このスリムサーキュレーターが意外と神機能なんです。
スーパーハイトワゴンの場合はどの車種も車内空間を軽自動車のMAXレベルまで広げていますので前席は適温になっても後部座席が暑かったり寒かったりするんです。
チャイルドシートは基本的に後部座席に付けますのでお子様がいる後部座席を適温にしようとすると今度は前席の人が暑すぎたり寒すぎたりと車内の温度を均一にするのは難しいのが現状でした。
スリムサーキュレーターはそんなお悩みを一発で解決してくれます。
しかもリアヒーターダクトも付いていますので大人の人が乗っていて足元が寒いという状況も解決してくれます。
収納も豊富で助手席前のアッパーボックスやBOXティッシュが丸々入るスペース、スズキ車お得意の助手席下のBOXにフックと収納スペースが非常に多く有ります。
さらにマイルドハイブリッド仕様でスーパーハイトワゴンの課題となっていた低燃費を実現。
まさに「痒い所に手が届く」です。
実は初代スペーシアの開発に担当のデザイナーさんが社内のママさん達に聞き込み調査をおこない、実際に使用している車を見せてもらって要望を聞きながら開発されたそうです。
その考え方を継承し、進化した2代目スペーシアは子育て世代のママさんにお勧め出来るNO1?かもしれません。
いかがでしたか?
今回は3車種に絞りましたが他にも「ニッサン ルークス」や「三菱 EKスペース」、あまり背が高い車が好きではない方なんかは「スズキ ワゴンRスマイル」「ダイハツ ムーヴキャンバス」とまだまだスライドドアの車はあります。
各社、各車種それぞれに特徴があり一概に「これが絶対にNO1です」とは言い切れませんがこのように特徴を並べていくとご自身に合った一台が見つかると思います。
また、実際に目で見て比べて決めるというのも非常に大事な事です。
ポケットカーズでは【総展示台数約700台】の中からご自身にピッタリ合った1台をお探しいただけます。