車を運転している方なら誰でも「初心者マーク」は知っているのではないでしょうか。
免許を取ったことがある方なら必ず購入したことがあるかと思います。
では、みなさんはこの他に3つのマークがあるのはご存知ですか?
なんとなく見かけたことがある方もいるでしょうが、意味など分からない方がほとんどかと思います。
比較的にまだ新しいマークもあります。
本日は4つのマーク(正式には運転者標識)をご説明いたします。
車を運転している方なら誰でも「初心者マーク」は知っているのではないでしょうか。
免許を取ったことがある方なら必ず購入したことがあるかと思います。
では、みなさんはこの他に3つのマークがあるのはご存知ですか?
なんとなく見かけたことがある方もいるでしょうが、意味など分からない方がほとんどかと思います。
比較的にまだ新しいマークもあります。
本日は4つのマーク(正式には運転者標識)をご説明いたします。
免許を取ったら必ず付ける初心者マーク
「初心者マーク」や「若葉マーク」と呼ばれる緑と黄色のマークは、正式名所を「初心運転標識」といいます。
道路交通法第71条により、普通自動車免許後1年未満のドライバーには上記の標識の表示義務があります。
免許を受けて1年未満の運転者の交通事故防止と保護を目的として法律が定められています。
万一、表示義務を怠った場合は「初心運転者標識義務違反」となり、反則金4,000円、違反点数1点減点となりますのでご注意ください。
また、初心者マークを付けた車に対し、無理な割り込みや幅寄せをした場合は「初心者運転保護義務違反」となり、違反金5,000円~7,000円、違反点数1点減点になります。
平成29年度、新潟県での初心者の事故率は0.53%という数値が出ています。
これは運転免許を取得した人のうち、1年以内に人身事故を起こした割合です。
全国平均は0.78%なので、新潟県は全国平均よりも事故率が低い傾向にあります。
しかし、決して低い数値ではないので初心者の方や運転に自信がない方は初心者マークを付けていると安心です。
初心者マークは、初心者や運転に不安な方を守ってくれる大切なお守りのようなものなのです。
努力義務である高齢者運転マーク
クローバー型の高齢者運転マークは、正式名所を「高齢者運転標識」といいます。
1997年から2011年まで使われていた、高齢者運転マークは水滴のような形のデザインで「もみじマーク」と呼ばれていました。
そして、平成23年2月1日から四葉のクローバーをモチーフにしたデザインに生まれ変わり、現在の高齢者マークはもみじマークのものとクローバー型の2つが存在しています。(旧デザインも使用可能)
表示の義務や罰則はなく、ドライバー本人に任されています。
70歳以上で身体機能低下が運転に影響を及ぼす人に「努力義務」として表示を促しております。
一方、高齢者マークを表示している車に対して、幅寄せや割り込みをした場合は道路交通法違反となり、反則金5,000円~7,000円、違反点数1点の減点となります。
こちらのマークをつけていれば周囲のドライバーも注意してくれるので、ドライバー本人も安心ですし周囲のドライバーにも安心ですよね。
意外と知られていない聴覚障碍者マーク、四葉マーク
蝶のマークが特徴的な「聴覚障害標識」
こちらは聴覚に障害がある方は表示義務があります。
表示を怠ると反則金4.000円、違反点数1点の減点になります。
耳の不自由な方はこのマークを付けないで運転していると周囲の車にわかってもらえず大変危険です。
クラクションによる注意喚起も聞こえず、事故につながる可能性のありますのでしっかり表示をしましょう。
次に、四葉マークの「身体障害者標識」です。
こちらのマークは胴体が不自由(手や足が不自由な事)な人が運転していると知らせるものですが、表示義務はなく「努力義務」となっておりますので表示しなくても違反はありません。
ですが、聴覚障害者マークと同様に、事故につながらないという保証はないので、できるだけ付けるように心がけましょう。
いかがでしたか?
意外に知らないマークもあったのではないでしょうか?
罰則規定に関係なく、運転に自信がない方は自分の為にも初心者マークや高齢者マークを貼って運転すると安心です。
またお車を運転する際は、周囲を思いやる気持ちを忘れず安全運転を心がけましょう。
では楽しいカーライフをお過ごしください♪