雨の日の運転は注意が必要?!注意したい3つのことをご紹介

  • コラム
  • 2019/04/16

雨の日は一番スリップ事故が多発

免許を取ったばかりの人やあまり運転しない人は「雨の日の運転が苦手」という方も多くいるのではないでしょうか?
雨の日の運転は視界が悪く、運転が不安定になりがちです。

また歩行者は傘をさしていて周囲が見えておらず、飛び出しなどの危険性も高まります。
首都高速道路での事故調査によると、雨の日には事故が多発します。
雨天の時間は年間約6%程度にも関わらず、雨天時の総交通事故件数は18.4%も占めています。
計算すると晴天に比べて、1時間当たりの事故件数は約4倍になる計算となるのです。
さらに視界が悪化する夜間になると約7倍も事後率がアップするとか…!
スピードの出しすぎでスリップしてしまったり、夜間はヘッドライトの明かりに溶け込んで一時停止や白線や標識も見えにくくなったりと、雨の日は危険がいっぱいです。雨の日の運転は最新の注意を払って走行しなければなりません。

では、雨の日の運転はどのような注意をすればよいのでしょうか。

 

雨の日の運転で注意したいこと

制動距離


制動距離とは、ブレーキが効き始めてから停止するまでの距離をいいます。
雨で路面が濡れている場合、ブレーキをかけると摩擦係数が少ないため路面が乾いている時より制動距離が伸びてしまいます。
時速40㎞で走行している場合、晴れの日のように路面が乾いていると制動距離は約9mになりますが、雨の日のように路面が濡れていると制動距離は約13mにもなります。
また雨が降り始めたばかりの制動距離は16mにもなるのです。雨が降っている最中よりも降り始めの方が注意が必要なのが制動距離を見るとよくわかりますね。
これはあくまでもタイヤの溝が十分残っていると仮定しての数字です。タイヤ状況、路面状況によっては距離が伸びてしまう可能性も…。
そうならないためにも、雨の日はいつもより速度を抑えて走行するようにしましょう。
制動距離が長くなることを十分に意識して、普段より車間距離を取って運転することをお勧めいたします。

 

ハイドロプレーニング現象


免許を持っている方なら一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
ハイドロプレーニング現象とは、濡れた路面を走行した際にタイヤと路面の間に水が入り込むことでタイヤが浮いた状態になり、ハンドルやブレーキがコントロールできなくなる現象のことです。特に雨の日の高速道路で多く発生し、スピードの出しすぎや溝が浅いタイヤ、空気圧不足などが原因でおこる現象ともいわれています。
タイヤと路面の間の水をかき出す力(排水性能)が低くなり、タイヤが浮くことで発生しやすくなるので濡れた路面を走行する時は注意が必要です。
ハイドロプレーニング現象を起こさないためには、過度な速度走行を避け、タイヤの定期点検や安全運転を心がけることが大切です。

 

視認性


視認性とは目で見たときの見やすさのことを指します。
雨の日の運転は視界が悪く全体的に暗いので視認性も低下してしまいます。
フロントガラスに付着する雨の水滴はワイパーで除去できるものの、特に夕暮れから夜間にかけては濡れた路面に反射する対向車のヘッドライトの光が視界を悪化させ、とても危険な状況となります。この対策としては、やはり速度を落とし、集中して運転することしかないと思います。
また、視認性を高くするためにはご自身だけでなくしっかりとお車の対策をしなければなりません。クリアな視界を常に確保しておくことは基本中の基本です。フロントガラスやミラーの汚れ、ガラスの曇り対策を日頃からしっかりしておくことで、雨の日の運転がとても快適になります。またタイヤやワイパーなどは切れがないか、ひび割れがないかなどしっかりとチェックし、必要なら交換しておきましょう!

 

最後に

いかがでしたか?
雨の日の運転は危険がたくさんありましたね。
他にもワイパーの劣化や湿度によるガラスの曇りなどにも注意しなければいけません。
路面が濡れている時や視界が悪い時は、スピードを落として状況にあった運転をするのが一番の安全対策となります。

さらに日々の簡単なメンテナンス(タイヤのチェック等)も行っていればより安心です。
安全運転を心がけて雨の日のカーライフをお過ごしくださいませ♪

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